婚活・恋活 2025年8月15日

40代男性の婚活は勘違い男が多い?今すぐ止めるべき「3つの勘違い」

40代婚活男性の勘違い

「40代の婚活は成功率が低い」と言われていますが、これには20代30代の婚活との決定的違いがあるからです。

逆に言うと、勘違いしてしまっている箇所を改善すれば、成功率は大幅に上がってゴールも見えてくるはずです。

この記事では、多くの40代婚活男性が陥りがちな「3つの勘違い」を紹介します。

  • 勘違い1:若い女性と結婚できると思い込んでいる
  • 勘違い2:普通の条件ではライバルに勝てない
  • 勘違い3:待ちの姿勢では何も生まれない

まずは上記を理解して、その後で今すぐ実践できる具体的な改善策をお伝えしますので、ぜひ今日から意識改革をしてみてください。

若い女性と結婚できると思い込んでいる

40代男性が婚活で最初にぶつかる壁、それが「年齢の壁」です。

「自分はまだ若い女性にモテるはず」「年収も高いし、30代前半の女性と結婚できるだろう」

――そう考えていませんか?

この考えこそが、婚活を失敗に導く最初の大きな勘違いです。

40代は「若い女性」とは結婚できない

この勘違いが生まれる背景には、テレビやドラマで見るような年の差カップルや、若い頃の恋愛経験が影響しているのかもしれません。しかし、婚活市場は恋愛市場とは全くの別物です。

婚活市場の現実として、多くの女性は将来の安定を重視します。具体的には、結婚後のライフプランを考えたとき、出産や子育てを考慮し、「自分と年齢が近い、または経済力がある同年代の男性」をパートナーとして選ぶ傾向が強いのです。

もちろん、年齢差のあるカップルは存在します。しかし、それはあくまで例外であり、ごく一部。大多数の女性は、自分と同年代の男性や、将来を共に歩むパートナーとしての安心感を求めます。特に30代前半の女性は、同年代の男性だけでなく、20代の男性からもアプローチを受けることが多く、選択肢が豊富にあります。

この状況で、40代男性が「若い女性」ばかりをターゲットにしてしまうと、ライバルが多く、なかなかマッチングに至らないという現実が待っています。たとえマッチングしても、実際に会って話を進めることが難しく、時間だけが過ぎてしまうことになりかねません。

解決策は身の程を知ること

この勘違いを克服するためには、まずは「ターゲットを見直す」ことから始めましょう。

1. 視野を広げる

若い女性だけにこだわらず、同年代や年下の女性にも目を向けてみましょう。 40代の女性には、人生経験が豊富で自立している、話しやすいといった魅力がたくさんあります。結婚後の価値観が合いやすく、落ち着いた関係を築ける可能性も高いです。

2. 自分の魅力を再認識する

若い男性にはない、40代男性ならではの強みを再認識しましょう。たとえば、仕事で培った経済力、社会経験からくる包容力、落ち着いた雰囲気、豊富な人生経験などです。これらの魅力を前面に出すことで、年齢にこだわらない女性や、安定したパートナーを求める女性にアピールすることができます。

3. 外見を磨く

年齢に関係なく、女性は清潔感を重視します。シミやシワを気にするのではなく、清潔感のある髪型や服装、適切なスキンケアを心がけましょう。また、体型維持のための適度な運動も、若々しさを保つ上で非常に重要です。

「若い女性と結婚したい」という気持ちは分かりますが、まずは現実的な視点を持つことが婚活成功への第一歩です。ターゲットの年齢層を広げることで、これまで見えていなかった素敵な出会いが待っているかもしれません。

普通の条件ではライバルに勝てない

40代男性の婚活における2つ目の勘違いは、「自分は『普通』だから大丈夫」と思い込んでいることです。

「年収は平均以上だし」「身長も平均くらいはある」「特に借金もない」…このような考えは、決して間違いではありません。しかし、婚活市場、特に40代の男性においては、「普通」というだけではライバルに勝つことは難しいのが現実です。

なぜ「普通」では勝てないのか?

婚活市場にいる40代の男性の多くは、あなたと同じように「普通の条件」を持っています。安定した仕事があり、ある程度の年収もあって、それなりに人生経験を積んでいます。

つまり、あなたの「普通」は、ライバルたちにとっても「普通」なのです。その中で、何も工夫せずにいると、あなたはその他大勢の中に埋もれてしまい、女性の目には留まりにくくなります。

女性は、多くのプロフィールの中から「この人に会ってみたい」と思える特別な何かを探しています。ただ「普通」であるだけでは、その「特別な何か」をアピールできず、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。

ライバルに勝つための解決策

「普通」から一歩抜け出し、ライバルに差をつけるためには、意識的に自分を磨き、アピールする努力が必要です。

「普通」であることは悪いことではありません。しかし、婚活においては、その「普通」をベースに、いかに自分という人間を魅力的に見せるかが重要になります。

少しの工夫と努力で、あなたの婚活は劇的に変わるはずです。

1. 見た目の「清潔感」を徹底的に磨く

清潔感は、年齢を重ねるほど重要になります。高価な服を着る必要はありません。シワのないシャツ、手入れされた靴、そして自分に似合う髪型。これらを意識するだけでも、ぐっと印象は良くなります。また、肌や歯のケアにも気を配り、若々しさを保つ努力をしましょう。

2. コミュニケーション能力を磨く

会話は相手を楽しませるものだと考えましょう。自分の話ばかりせず、相手の話に耳を傾け、共感し、質問を投げかける。相手の趣味や関心事について調べておき、話の引き出しを増やすことも有効です。女性は、一緒にいて楽しい、居心地が良いと感じる男性に惹かれます。

3. プロフィールに「自分らしさ」を加える

趣味や休日の過ごし方など、あなたの個性が伝わる情報を積極的にプロフィールに盛り込みましょう。「休日は家でゆっくり過ごす」だけでなく、「休日はカフェ巡りをして、新しい趣味を探しています」といったように、前向きで魅力的な表現に変えてみてください。写真はプロに頼んで撮ってもらうのも一つの手です。

待ちの姿勢では何も生まれない

雨の日にデートする男女

40代男性が婚活で犯しがちな3つ目の勘違いは、「登録しただけで満足してしまい、受け身の姿勢でいること」です。

結婚相談所やマッチングアプリに登録し、プロフィールを作成したら、あとは「良い出会いが向こうからやってくるだろう」と期待していませんか? この「待ち」の姿勢こそが、婚活を停滞させる大きな原因となります。

なぜ「待ち」の姿勢では何も始まらないのか?

40代の男性は、仕事で責任のある立場にいることも多く、日々の生活が忙しいのはよくわかります。しかし、婚活においては、どれだけ忙しくても、積極的に行動しなければチャンスは生まれません。

特に、女性は「受け身」の男性に魅力を感じにくい傾向があります。

多くの女性は、自分を大切にしてくれる、リードしてくれる男性を求めています。もしあなたが、マッチングアプリで女性からの「いいね」を待っていたり、結婚相談所で紹介されるのをただ待っているだけだと、あなたの魅力は相手に伝わることなく、時間だけが過ぎてしまいます。

自分で行動量をあげることが重要

受け身の姿勢を改め、自ら積極的に行動することが、婚活を成功させるための鍵となります。

婚活は、自分から動いてこそ、その成果が生まれるものです。たとえ一度や二度断られても、それは決してあなた自身の価値を否定するものではありません。前向きな気持ちで積極的に行動することで、必ず良い出会いは訪れます。

1. 自分から積極的に「申し込み」をする

「どうせ断られるだろう」と臆病になる必要はありません。気になる相手には、どんどんアプローチしましょう。まずは相手のプロフィールをしっかりと読み込み、共通の趣味や興味から話しかけることで、返信率も上がります。数をこなすことで、自分に合う相手を見つける確率も高まります。

2. プロフィールを常に改善する

一度作成したプロフィールも、定期的に見直しましょう。写真を変えたり、自己紹介文をブラッシュアップしたりすることで、新しい女性の目に留まる機会が増えます。特に、季節や最近の出来事(例:「最近、新しいカフェ巡りを始めました」)など、鮮度の高い情報を加えることで、相手に「積極的に活動している人だ」という良い印象を与えることができます。

3. 担当者やAIの力を借りる

結婚相談所の担当者には、自分の希望を明確に伝え、積極的に相談に乗ってもらいましょう。また、マッチングアプリのAI機能は、あなたの好みや行動パターンを学習し、最適な相手を提案してくれます。これらのプロやツールの力を借りることも、効率的な婚活には欠かせません。

私が見てきた40代婚活成功者の事例を紹介

婚活は、考え方や行動一つで大きく変わります。ここでは、私が婚活アドバイザーとして見てきた中で、実際に「勘違い」を乗り越え、幸せな結婚を手にした40代男性3名の事例をご紹介します。

ここで紹介する3人はなぜ勝てたのか?それを探ってみてください。

事例1:時間とお金を惜しまず外見を徹底的に変えたAさん(41歳)

Aさんは、年収も高く、性格も穏やかで、一見すると婚活で苦戦するタイプには見えませんでした。しかし、なかなか女性とマッチングせず、お見合いまで進んでも次につながりません。

原因は、彼の「外見への無頓着さ」でした。

「中身で勝負したい」という思いから、身だしなみにはほとんど気を配っていませんでした。そこで私は、「内面を伝える最初のきっかけは外見です」と伝え、徹底的なイメージチェンジを提案しました。

【美容室で髪型をお任せイメチェン】
ヘアサロンで自分に似合う髪型を相談。眉毛の手入れもプロに任せ、清潔感を徹底的に追求しました。
【プロに服装コーデと撮影を依頼】
普段着はユニクロなどでも構わないので、サイズ感の合った、清潔感のある服を揃えました。婚活用のプロフィール写真も、プロのフォトグラファーに依頼し、自然な笑顔で撮影しました。
【自己投資】
歯のホワイトニングや、肌のケアにも時間とお金をかけ、若々しい印象を取り戻しました。また、ジムに通って体重も7キロ落としました。

結果、プロフィール写真を変えただけで、お見合いの申し込み数が3倍に増加! 実際に会った女性からも「写真より素敵ですね」と言われることが増え、自信を取り戻したAさんは、3ヶ月後には素敵な女性と交際をスタートさせました。

事例2:アプリを活用しデートの振り返りとフィードバックをやりきったBさん(42歳)

Bさんは、真面目な性格で、女性との会話もそつなくこなせるタイプでした。しかし、なぜか2回目のデートにつながらないという悩みを抱えていました。

彼の問題は、「デートの目的が『情報収集』になっていたこと」でした。

真剣なあまり、女性の仕事や家族構成など、質問攻めになってしまい、デートがまるで面接のようになっていたのです。

【相手を楽しませる事を意識】
デートの目的を「情報収集」から「相手を笑顔にする」ことに切り替えました。事前に相手のプロフィールを読み込み、共通の話題や喜んでもらえそうな話題を準備。
【デート後は振り返りをメモ】
デートが終わるたびに、私(アドバイザー)と「今日のデートで一番笑顔になった瞬間はどこでしたか?」「次に会うとしたらどんな話をしたいですか?」と振り返りを行いました。
【フィードバックを活用】
相手からいただいたフィードバック(「もっと〇〇さんの話も聞きたかったです」など)を真摯に受け止め、次のデートで改善することを徹底しました。

彼の努力が実り、会話のキャッチボールがスムーズになり、女性からも「一緒にいて楽しい!」という声が聞かれるようになりました。そして、5回目のデートで告白し、その後半年で成婚まで至りました。

事例3:求める条件を大幅に下げて、3ヶ月集中でアプリ婚を実践したCさん(45歳)

Cさんは、高収入で仕事も順調。しかし、「年収は自分以上」「ルックスはモデル並み」など、理想が高すぎて婚活が全く進んでいませんでした。

私は彼に「本当に大切なものは何ですか?」と問いかけました。

「穏やかな家庭を築きたい」という彼の本質的な願いを改めて引き出し、条件を見直すことを提案しました。

【お相手に求める条件を大幅に緩和】
相手に求める年収や外見の条件を一度リセット。代わりに「共通の趣味がある人」「一緒にいて楽しいと感じる人」といった内面的な価値観を重視するように変更しました
【アプリを徹底活用】
アプリの機能を最大限に活用し、プロフィールを魅力的に見せる工夫をしました。相手の女性と価値観が合うか、アプリ上でのやりとりで丁寧に見極めました。また、平日の◯時~◯時はアプリを開く時間と決めて、サボらずにいいねと返信をおこないました。
【期間を区切って集中】
「3ヶ月で結果を出す」と決め、集中して活動しました。週に2~3人と会うことを目標にし、デートの数を増やしました。

条件を緩和したことで、Cさんの視野は大きく広がりました。そして、3ヶ月で約30人の女性と出会う中で、共通の趣味である登山で意気投合した女性と出会い、スピード成婚となりました。

まとめ

婚活で成功するために重要なのは、「自分の勘違いに気づき、素直に行動を変えること」です。

ここで紹介した3つの事例のように、自分の弱点や課題を冷静に分析し、適切なアプローチをすることで、40代男性の婚活は大きく前進します。

正しい対処法を理解したら、あとは行動量さえ担保できれば成功率は大きく上昇します。婚活は辛い事も多いと思いますが、前向きな気持ちを忘れずに頑張っていきましょう!

この記事を書いた人

FOURTYX編集部

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